浅筋膜という言葉を知っていますか?
筋膜という言葉は聞いたことあるけど、浅筋膜は聞いたことがないと思います。
むくみや冷え、自律神経の症状で悩んでいる方は特に問題があるかもしれないので、今すぐチェックしてみましょう!
この記事では硬さのチェック方法からセルフケアまで解説するので、最後まで読めば浅筋膜の全てがわかります。
浅筋膜について詳しくなって、冷えやむくみとおさらばしましょう!
浅筋膜とは?
浅筋膜は体全体を覆う筋膜の一つです。
浅筋膜は皮膚の下の脂肪の間にあり、筋肉を覆っているの筋膜は深筋膜と呼んでいます。
浅筋膜は文字通り一番浅いところにある筋膜のことを指します!
浅筋膜が硬くなることで、冷えやむくみ、しびれ、自律神経症状などが引き起こされることがあります。
この原因は浅筋膜が脂肪の間に存在し、その間に血管やリンパ、自律神経の約80%が通っているからなんです!
それぞれ詳しくみていこう!
浅筋膜が硬くなるとどうなるのか?
浅筋膜が硬くなると、主に3つの影響が強く出やすいです。
一つずつ解説していきます!
浅筋膜による問題① 冷えやむくみ
まず浅筋膜が硬くなると、血流やリンパの流れが悪くなって体全体の冷えやむくみが生じます。
これは、浅筋膜の間に血管やリンパ管が走っており、その流れが浅筋膜の硬さによって妨げられるのが理由の一つです。
特に足が冷え性の人はむくむことも多くないですか?
それは浅筋膜が血管やリンパに影響している可能性が大きいです!
浅筋膜の問題が影響しているかどうかのチェックはのちほど紹介していきますね。
浅筋膜による問題② しびれ
しびれを感じるのは神経の影響がほとんどです。
体の表面にはいろいろな刺激を感じる神経が細かく張り巡らされています。
これを末梢神経というよ
末梢神経は背骨から皮膚まで繋がっていて、筋膜の間を通ったり貫通したりしながら全身に広がっています。
つまり筋膜が硬くなることで神経に問題がでて、しびれを感じることもあるんですね!
レントゲンやMRIで神経に問題はないですねーっと病院で言われたけど、しびれがある人は筋膜に問題があることも多いんです。
浅筋膜による問題③ 自律神経症状
浅筋膜の硬さは自律神経にも影響してきます。
具体的にどんな症状が出るかというと・・・
・耳鳴り、めまい、ふらつき
・動悸、息苦しさ
・不眠、朝起きられない
・頻尿、便秘、下痢
・胃もたれ、胸焼け
・無気力、だるい
・冷え、むくみ などなど
ほんの一部を紹介しましたが全身的に様々な症状が出ます。
最初から自律神経と決めつけるのはダメ
実は浅筋膜には自律神経の約80%が通っていることがわかっています。
つまり浅筋膜が硬くなると、自律神経の働きにも影響してくるんですね。
これにより、体のリズムが乱れ自律神経症状が引き起こされることがあります。
自律神経についてはまた別の記事で細かく解説しますね!
浅筋膜の硬さを調べる方法
浅筋膜の硬さは、簡単に自分でチェックすることができます。
その方法は、「皮膚をつまめるかどうか」
正常な状態の浅筋膜は、柔らかく弾力があり、皮膚を簡単につまむことができます。
以下のステップで浅筋膜の硬さを確認してみましょう:
- 腹部や太もも、腕や足などの皮膚を軽くつまんでみる
- 皮膚がスムーズに持ち上がり、柔らかく薄くつかめる場合、浅筋膜は正常
- 皮膚が分厚く硬くてつまめなかったり、痛みを感じる場合は浅筋膜に問題がある可能性
お腹が冷えたり調子が悪い人はお腹をチェック!
自分の調子が悪い部位をまずはチェックしてみよう!
足のむくみや冷えが気になる人はふくらはぎをチェック!
あなたの浅筋膜はどうでしたか?
では硬さがあった場合はどうセルフケアすると良いのか紹介していきます!
浅筋膜をやわらかくする方法
浅筋膜が硬さを改善するには「皮膚をつまんで動かす」という方法が非常に効果的です。
これは特別な道具を使わず、簡単に自宅でできるセルフケア方法です。
シンプルイズベストだね!
これだとシンプルすぎるのでちょっとバリエーションを紹介します!
- シンプルにつまむを繰り返す
- つまんだまま前後左右にゆらす
- シールをはがすイメージでどんどんずらしていく
こんな感じでいろんなつまみ方をやってみましょう!
お風呂上がりとかの温かい時にやってあげたほうが痛みも少なくオススメですよ!
浅筋膜のまとめ
浅筋膜は皮膚の下に存在する筋膜の仲間です。
中には血管やリンパ、自律神経がたくさん通っているので硬くなることで様々な問題を引き起こすことがわかっています。
やわらかくなるには時間がかかりますが、無理せずコツコツと続けていくことが重要ですよ!
これを読んだらさっそくつまめるかチェックしてみましょう!
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