歩いていたり、曲げ伸ばしすると膝がズレる感じがして悩んでいませんか?
急にくることもあるので不安ですよね。
痛みが伴う場合だとなおのこと。
この記事では膝がズレる感じがする原因と対処法について解説していきます。
病院で検査したけど問題はないと言われる人も多いのでぜひ参考にしてください!
原因が見つかれば自分で対処もできるので、改善できるかもしれません。
お尻やふくらはぎの筋膜に問題があることが多いよ
症状は出てからの期間が短い方が治りも早いことが多いので、後回しにせずにいますぐ初めてみてください!
ひざのずれる感じの原因とは?
症状の強い人は病院受診を勧めます。
あくまでも検査したけど異常がない人向けです。
整形外科的に問題がある場合は以下のような診断名が多いです。
・半月板損傷
・靭帯損傷
・骨折、脱臼
このような人は病院にて適切な処置が必要なので、オススメしません。
ひざのズレる感じと筋膜の関係とは?
検査で異常が見つからない場合、筋肉や筋膜が硬くなることで膝の動きが制限され、ずれる感じがすることがあります。
実際にはズレていないケースが多いよ
ひざは股関節と足首に挟まれている関節です。
身体は隣の関節から影響を受けることが多いので、このどちらかの可能性が高いんです!
筋膜は全身を繋いでいるタイツのような存在なので、お尻や足首が硬くなると膝を引っ張ってしまいズレるような感覚が出てしまうんですね。
今回はお尻の筋肉「大殿筋」とふくらはぎの筋肉「後脛骨筋」という2つの原因を紹介します!
ひざのズレる感じとお尻の関係
ひざの不安定感やずれる感覚の原因の一つとして、お尻にある大殿筋が硬くなることが挙げられます。
大臀筋は体を支える大きな筋肉で、股関節の動きをコントロールし、歩行や立ち上がる際に重要な役割を果たします。
大殿筋が硬くなると、その影響が腸脛靭帯にも及びます。
腸脛靭帯は、ひざの外側まで伸びており関節をサポートしています。
こいつが悪さをするよ!
しかしお尻が硬くなると腸脛靭帯を伝ってひざ関節に引っ張る力がかかります。
するとひざの外側に不快感や痛みが生じ、ひざがずれるような感覚を引き起こすことがあるんです!
・座っていることが多い
・腰がだるくて痛いことがある
・あぐらや下に座るのが辛い
ひざのズレる感じを治すためのお尻のストレッチ
では簡単にできるお尻のストレッチを紹介していきます!
・伸ばしたい方の足を反対の足の上に組む
(足首が太ももの上に乗るように)
・反対の足を抱きかかえるように曲げてくる
・お尻が伸びるのを感じたら1分キープ
座ってやる方法もあります!
背中が曲がらないようにすることがポイントです!
ストレッチした後にひざの感覚をチェックしてみてください。
良い方向に変化があるならお尻に原因があるかも?と判断して続けましょう!
腸脛靭帯のマッサージ
腸脛靭帯の緊張を和らげるためには、フォームローラーなどで太ももの外側をマッサージするのもありです。
フォームローラーを使って太ももの外側をゆっくり転がし、筋膜をほぐしていきます。
これもやってみていい反応があれば続けましょう!
ひざのズレる感じとふくらはぎの関係
次にふくらはぎとの関係を解説します。
ひざの内側には後脛骨筋という筋肉があります。
これが硬くなることで、鵞足という部位にストレスがかかり、ずれる感覚が生じることがあります。
足の内側全体を筋膜が繋いでいるので、足の硬さからもひざの問題が出ることが多いんですね。
ひざのズレる感じを治すためのふくらはぎのマッサージ
後脛骨筋は、すねの骨の内側にあります。
足の内側のだいたいこのへんって位でいいです。
この辺りが硬くないかをチェックしてみましょう!
こんな感じで、反対のひざを使ってふくらはぎの内側をマッサージしてみましょう!
すねの骨に沿って上下に動かしていきます。
結構痛い所なので無理は禁物!
これもやった後に良い反応が出れば続けてみましょう!
基本的な筋膜リリースのやり方は以下の記事を参考にしてみてください!
ひざがズレる感じがする原因まとめ
ひざがずれる感じがして痛いという症状の背後には、筋膜の硬さが関与していることがあります。
特に、大殿筋の硬さが腸脛靭帯に影響を与えたり、後脛骨筋の硬さが鵞足部にストレスをかけたりすることがあります。
検査で特に異常が見つからない場合でも、筋膜や筋肉の問題を解消することで、ひざのずれる感覚や痛みを軽減できる可能性があるんです。
早めの対処が大事!
コメント