立っている時や歩いている時、かかとの痛みで悩んでいませんか?
体重のかかる部位なので痛みがあると動くのも辛いですよね。
特にかかとの痛みは病院に行っても「安静に」と言われることが多いんです。

安静にと言われても歩く以上は体重はかかるよね
この記事ではかかとの痛みを和らげるためのマッサージを紹介していきます。
筋膜の性質上、かかとの痛みはふくらはぎにあることが多いんです。
マッサージで今悩んでいる、かかとの痛みが軽くなるかもしれませんよ?
何事も早めの対処が大事なので、すぐに実践してみましょう!
かかとの痛みの原因として考えられるのは
一般的にかかとの痛みがあるときに、病院で診断されるのは以下が多いです
・足底腱膜炎
・アキレス腱炎
・セーバー病(成長期)
この診断名で共通するのは、「踵骨」という骨に負担がかかって痛みが出ているという点です。

踵骨はかかとの骨で、体重のほとんどを支えている骨です。
この骨にはいろんな筋肉がついているので、体重以外にも筋肉によるストレスがかかりやすいんです。
そしてその筋肉のほとんどはふくらはぎからきているんです!

ふくらはぎの硬さが鍵になりそうだね
かかとの痛みの原因はふくらはぎの硬さ?
まず簡単にふくらはぎとかかとの関係をみてみましょう!
ふくらはぎの後には腓腹筋とヒラメ筋という大きい筋肉があります。


実際には腓腹筋の奥にヒラメ筋があるよ
そして内側には後脛骨筋という筋肉があり、足首やかかとの内側に繋がってきます。

この筋肉達が硬くなると踵に痛みが出ることがあるんですが、その理由は以下の2つです!
・姿勢の歪みによる体重ストレス
・筋膜によるかかとの牽引ストレス
簡単に解説していきます!
かかとの痛みの原因① 姿勢の歪み
ふくらはぎの筋肉が硬くなると足首の動きが制限されます。
特に腓腹筋やヒラメ筋が硬くなることで、足首を十分に曲げたり伸ばしたりできなくなり、かかとに偏った荷重がかかります。
そうするとかかとの骨にかかる負担は増えますよね!
このように、荷重位置の変化によってかかに過剰な負担がかかり、痛みや炎症が引き起こされることがあります。

ちなみにかかとに体重が乗る人は足の指が浮いている人が多いよ
筋膜による牽引ストレス
筋膜は全身の筋肉や骨を包み込み、各部位をつなぎ合わせています。
筋膜はひとつの部位が硬くなると、その影響が他の部位にも広がり離れた場所に痛みを引き起こすことがあります。
ふくらはぎの筋膜が硬くなると、かかとから足の裏までストレスがかかります。
特に、さっき紹介した3つの筋肉は足底筋膜という足の裏の分厚い筋膜に繋がります。
足底筋膜はかかとにくっついているので、ストレスがかかることで痛みが出やすくなります。

どちらにせよふくらはぎが原因になるってことだね
かかとの痛みに対する効果的なマッサージ方法
ではかかとの痛みに対して自分でマッサージする方法をお伝えしていきます。
基本的な筋膜リリースのやり方は以下の記事を参考にしてみてください!
ふくらはぎにある硬くて痛いところを狙いましょう!

シンプルすぎない?
もうちょっと詳しく説明していきますね。
腓腹筋とヒラメ筋のマッサージ
この2つの筋肉はふくらはぎの真後ろにあります。

特に腓腹筋は2つの塊が左右に分かれているので、そこの間を狙っていきましょう!
手でやるもよし。

イラストのように反対のひざでマッサージするもよし。
硬くて痛いところを探して5分くらいやってみましょう!
終わった後に立ってみて、良い反応があれば続けてOKです!

効果をチェックすることが大事だよ!
後脛骨筋のマッサージ
後脛骨筋はすねの内側にある筋肉です。

すねの骨の内側にそって、硬くて痛いところを探してみましょう!

痛みが出やすいところなので強くはやらないように
かかとの痛みの原因とマッサージ方法まとめ
かかとの痛みの原因は、足底筋膜やアキレス腱など直接的な部位だけでないことを解説しました。
実はふくらはぎの筋膜の硬さによる影響が大きいんです。
特に腓腹筋やヒラメ筋、後脛骨筋の硬さがかかとに過剰なストレスを与えることで痛みが生じることがよくあります。
今回はふくらはぎの硬さを解消するマッサージが効果的だと紹介しました。
ふくらはぎの硬くて痛い箇所を狙いマッサージを行うことで、かかとの痛みを和らげることが期待できますよ!
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