筋膜が硬くなる原因6選!あなたはいくつ当てはまる?

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思い当たるきっかけはないにどこか痛みがあったり、ダルかったりと不調で悩まされていませんか?

原因のわからない不調って特に不安になりますよね。

それはもしかすると筋膜の硬さが影響しているかもしれません!

きんまくん
きんまくん

そこで今回は筋膜が硬くなる原因を6つ紹介していきます!

是非自分に当てはまるものはないか、一つずつ確認してみましょう。

原因がわかれば対処すべき場所のヒントになるので不調を改善に導けるかもしれません。

意外と昔のことが悪さをしているかもしれないので、早速見ていきましょう!

この記事を書いた人

株EzoReha理学療法士

札幌で10年以上理学療法士として勤務
医学ガイドラインの作成経歴あり
年間1000件以上の施術実績
「悩みがあるならまず筋膜でしょ」

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筋膜が硬くなる原因1:使いすぎる

筋膜が硬くなる一つ目の原因は「使いすぎ」です。

重労働やスポーツなどで特定の筋肉を過剰に使うと、筋膜のヒアルロン酸が変性し、滑らかさが失われます。

この結果、筋膜が硬くなり動きが制限されます。

例えば、肉体労働者やアスリートは、日常的に同じ部位の筋肉を酷使することが多いです。

そうすると筋膜内のヒアルロン酸の粘性が高まり、滑りが悪くなります。

これにより、筋肉や関節の動きが悪くなったり、疲労や痛みが出る原因になります。

そのため、適切な休息やストレッチを取り入れることで、ヒアルロン酸の変性を防いで筋膜の柔軟性を維持することが重要です。

きんまくん
きんまくん

使ったら休めるは基本だね!

筋膜が硬くなる原因2:動かさない生活

現代の社会人は、デスクワークによる長時間の座りっぱなしが多いですよね。

このように体を動かさない状態が続いても、筋膜のヒアルロン酸が変性し滑りが悪くなります。

その結果、筋膜が硬くなり動きが制限されてしまいます。

特に、デスクワークでは首や背中、お尻の筋膜がほとんど動かないので、ヒアルロン酸の粘性が変化しやすくなります。

これによって肩こりや腰痛、坐骨神経痛の症状が出る人が多くみられます。

きんまくん
きんまくん

学生でもスマホの使い過ぎなどで硬くなる人は多いよ

対策としては、定期的に立ち上がって軽い運動やストレッチを行うことが大事です!

目安は1時間以上同じ姿勢を取らないことを心がけましょう!

筋膜が硬くなる原因3:過去の骨折や怪我

きんまくん
きんまくん

実はこれが一番重要だよ!

過去に骨折や怪我を経験すると、その部位の筋膜が硬直することがあります。

骨折や怪我の際、治癒の過程でヒアルロン酸の粘性が高まります。

この粘性の変化が筋膜の硬さを引き起こし、怪我が治った後も柔軟性が失われていることが多いのです。

例えば、足を骨折した場合、その周辺の筋肉や筋膜に過剰な負荷がかかり、ヒアルロン酸の変性が引き起こされます。

これにより、数年後に腰痛や膝の痛みが出る人も多いんです。

きんまくん
きんまくん

子供の頃の怪我であっても影響するのがポイント!

自分の人生を振り返ってみて骨折や手術の傷はありませんか?

もしかするとそこが原因になっている可能性も高いんです!

筋膜が硬くなる原因4:ギプス固定後

さっきのと似てますが、骨折や怪我の治療でギプスをした後も筋膜が硬くなるケースがよく見られます。

固定期間中は動かないため、筋肉や筋膜の動きが制限され、ヒアルロン酸の粘性が高まる傾向があります。

ギプスは怪我の場所のみでなく、大きく固定することもあるのでどこまでギプス固定をしていたかが重要です!

きんまくん
きんまくん

手首の骨折なのに、肘までギプスしていたとか良くあるよ

固定が長いと表面の筋膜(浅筋膜)まで硬くなり、しびれや冷感の原因になることもあるんです!

筋膜が硬くなる原因5:内臓の不調

内臓の不調も筋膜の硬さに影響します。

内臓は筋膜を介して表面の筋肉に繋がっています。

内臓が不調を起こすと、その影響が腹筋や背筋などの筋膜に影響を及ぼします。

たとえば、胃腸の不調があると腹部の筋膜が緊張し、硬くなりやすくなります。

子供の頃からお腹を下しやすかった人は下腹部の筋膜が硬い可能性が高いです!

内臓の問題は自覚症状としては現れにくいことがありますが、筋膜の硬さにより体の痛みとして現れることが多いです。

逆に腹筋の筋膜の硬さを取り除くと胃腸の調子が良くなることもよくあります。

きんまくん
きんまくん

筋膜の可能性は無限大だね!

筋膜が硬くなる原因6:不良姿勢

不良姿勢も筋膜に悪影響を与える大きな要因です。

姿勢が悪いと、筋膜に不均等な負荷がかかりヒアルロン酸の変性を引き起こします。

たとえば、猫背や前かがみの姿勢では、首の後ろや胸の前の筋膜が硬くなりやすくなります。

これにより、体全体の筋膜が連鎖的に硬くなり、離れたところであっても痛みや不調の原因となります。

姿勢を改善するためには、日常生活の中で意識的に正しい姿勢を保つことが重要です。

適度なストレッチやエクササイズを取り入れることで、筋膜の柔軟性を維持し、不良姿勢による影響を防ぐことができます。

きんまくん
きんまくん

座り姿勢の環境を整えることも重要だよ!

基本的な筋膜リリースのやり方は以下の記事を参考にしてみてください!

まとめ

今回は筋膜が硬くなりやすい原因を6つ紹介しました!

・使いすぎ
・動かなさすぎ
・過去の怪我や手術
・ギプス固定後
・内臓の不調
・不良姿勢

あなたはいくつ当てはまりましたか?

思い当たるものがある人は、今の不調はそこからきているかもしれませんよ?

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