今回はこんな腰痛がある方に向けた記事です!
- 腰が痛くて立つのが辛い
- 歩いていると腰が痛い
- 座っている時や寝ていると楽になる
やることはたくさんあるのに腰が痛いと辛いし、思うように動けないですよね・・・
そこで筋膜の観点から立っている時の腰痛で問題になっていそうな場所を紹介してきます!
この後紹介する方法を試してみると、立ったり歩いたりが楽になるかも知れませんよ!
なるべく簡単に説明していくので、さっそく見ていきましょう!
腰痛で立てない、歩けない時は腰の問題ではない?
立ったり歩いたりした時に腰痛があると、動くのも嫌になりますよね。
仕事に行かなきゃ、家事をやらなきゃとやることはあるのに痛みを我慢しながら動くのは特に辛いです。
腰が痛いと、つい腰をマッサージしたくなる気持ちもわかります。
しかし、腰痛の原因は基本的に腰そのものにはないです!
腰痛の原因は腰にはありません!

大事なことなので2回言いました
腰が痛いのに腰を触ると悪化することが多いのでやめましょう。
特に、腰の痛みが原因で立つことや歩くことができない場合はお尻やふくらはぎの筋肉が問題を引き起こしていることが多いです。
筋膜は全身を繋いでいます。
つまり下半身の筋膜が硬くなっていると、腰の痛みを引き起こすことがあるんです。
腰を触っても痛みが改善しない場合、筋膜が繋がっているお尻やふくらはぎが原因となっている可能性が大きいんです。
その理由を見ていきましょう!
腰痛で立てない時にお尻やふくらはぎが原因になる理由
お尻やふくらはぎの筋膜が硬くなることで、腰に痛みが生じるメカニズムは大きく2つあります!
筋膜の連続性による腰痛
一つ目は筋膜の繋がりにより腰が引っ張られることが原因です。
筋膜は、全身をタイツのように繋いでいます。

そのため、腰の痛みが実際にはお尻やふくらはぎの筋膜の硬さから引き起こされていることがあるんです。
例えば、ふくらはぎやお尻の筋膜の硬さがあると、筋膜の繋がりによって腰の筋膜を引っ張ってしまい、結果的に腰痛を引き起こすことがあります。

立ち仕事ではふくらはぎが硬くなったり、デスクワークだとお尻が硬くなったりすることが多いですよ!
腰と足で綱引きをしている状態なので、腰だけをマッサージすると余計に引っ張られてしまって悪化することが多いんですよね。
立ち姿勢の変化による腰痛
もう1つは下半身の筋膜の硬さにより立ち姿勢が変化する可能性です。
お尻の筋肉では大殿筋や中殿筋という大きな筋肉があります。

ここが硬くなると立った時に腰の骨の位置や傾きが変わってきます!
またふくらはぎの筋膜が硬くなると、体重が前後に傾いたり左右に寄ったりします。
そうすると立った時に腰に余計な負荷がかかり腰痛を引き起こしたりするんです。
このため、腰痛の改善には腰そのもののケアだけでなく、特に下半身の筋膜の柔軟性を保つことが重要なんです。
腰痛で立てない・歩けない時のセルフチェック
腰に痛みがあり、立つことや歩くことが困難な場合、お尻やふくらはぎの状態を確認してみましょう。
以下のセルフチェックを行うことで、腰以外に問題があるかどうかを確認できます。
お尻の筋肉を触ってみる
お尻の筋肉を軽く押して、硬さや痛みがあるかどうかを確認します。
特にお尻の外側にある中殿筋や、後ろについている大殿筋が硬くなっている可能性が高いです。

硬さや痛みを感じた場合は、筋膜が硬くなっているサインです。
見つけたらその辺りを少しずつマッサージしてみましょう!

正確な場所でなくても硬くて痛い部分をほぐす気持ちで!
基本的な筋膜リリースのやり方は以下の記事を参考にしてみてください!
ふくらはぎの筋肉を触ってみる
次にふくらはぎもチェックしてみましょう!
特に真後ろから外側の部分をメインに触ってみます。
手で触る体勢が辛い人は膝を使ってあげるといいですよ!

硬く感じる場所があれば、筋膜の問題がある可能性大です!
ここも無理せず少しずつマッサージしてみましょう!
立った時の腰痛をチェックしてみよう
お尻やふくらはぎの硬いところのマッサージが終わったら、一度立って腰痛の変化を確認しましょう!
各ポイント5分程度でOKです。
痛みが減っていれば続けてみます。
逆に強くなっていれば無理せずに、マッサージは中止してください。

効果が出てるかを確認することが大事だよ
まとめ
腰痛で立てない、歩けないという症状は筋膜の繋がりを考慮すると、お尻やふくらはぎの筋膜が硬くなっているケースも多いです。
体重がかかるこれらの部位の筋膜が硬くなり、その硬さが筋膜を通じて腰に影響を与えるメカニズムを理解することが重要です。
腰痛に悩んでいる方は、腰だけでなく、お尻やふくらはぎの筋膜をケアすることで、症状の改善が期待できます。
コメント