正座ができなくて悩んでいませんか?
「ひざの裏が痛くて正座ができない」
「正座をしてるとふくらはぎが痛くなる」

こんな悩みを抱えている方が多いよね
特に床に座ることが多い人は、正座ができないと困りますよね。
関節がダメになっているなら、このまま正座は諦めるしかないのかなと不安にもなります。
実は筋膜の硬さで正座ができない人がかなり多いんです!
今回は私が担当した方々の経験を元に、正座に効果的な自分でできる筋膜リリースの方法を紹介していきます。
正座が出来るようになれば床にも座りやすくなるし、何より痛みなく座れるので生活が楽になります!
筋膜の問題である場合は適切な筋膜リリースを行うことで、再び正座ができるようになるかもしれません。
対処は早ければ早いほど良いので、今すぐ読んで実践してみましょう!

痛みが強い人は無理せずまずは病院受診もしましょう
正座が痛くてできない時に考えられる原因
ひざの周りには筋肉や骨をはじめ、靱帯や軟骨などがたくさんあります。

病院で診断される原因で多いのが、「関節軟骨」が減っているということ。

実は軟骨自体は痛くないよ
他にも靱帯や半月板という組織が傷ついて痛い可能性もありますが、あまり多くはありません。
もちろんひざの関節が固まってしまって曲がらない人もいます
では、ほとんどの人は何が問題なのかというと・・・
ひざがきれいに曲がらないことが原因として多いです。

ひざは画像のように太ももの骨が丸くて、すねの骨が大きく動きます。
この時にまっすぐ曲がらずに捻れて曲がる人が多いんです。
雑巾みたいに絞られたら痛そうですよね・・・

では何が捻れの原因なんでしょか?

その答えは筋膜にあります!
正座ができない原因は筋膜にもある
筋膜は、筋肉や組織を覆っている薄い膜で、全身に広がっています。
そして筋肉がスムーズに動くために重要な役割を果たしています。
実は筋膜が硬くなると筋肉の動きを妨げてしまい、痛みや関節の硬さを引き起こすんです!
特に正座をしたときにふくらはぎやひざの裏が痛くなる原因として、この筋膜の硬さが関係していることが多いんです。
筋膜は一部が硬くなると、その硬さが周りにも広がっていきます。

全身タイツみたいになっているよ!
特にふくらはぎや太ももの筋膜がひざを引っ張って影響していることが多いんです。
なので今回は正座ができない時に硬くなりやすい場所を紹介していきます!
わかりやすく説明するので、ぜひ自分でやってみましょう!
正座ができない時の筋膜リリースを紹介
今回は正座に影響する筋膜のポイントを3つ紹介していきます。
この筋膜が硬くなるとひざが捩れるように曲がってしまい、痛みの原因になりやすいです。
筋膜リリースの詳しいやり方は以前解説しているので、こちらを参考にしてください!
簡単に説明すると、
①硬くて痛いところを見つける
②軽く圧迫しながら滑らせるように動かす
③長くても5分まで
④上下左右いろんな方向に動かす
こんな感じです。
ではさっそくポイントを見ていきましょう!
①ひざの内側の筋膜
ひざの内側には内側広筋という筋肉があります。

ここの硬さをチェックしていきます。
もう少しアップすると・・・

この辺です!
お皿の近くで少しポコっと膨らんでいる人が多いので、硬くて痛いところが無いか触ってみましょう!
硬ければリリースをしてみます。
その後に正座の動きをチェックしてみてください。
良い反応がありそうなら続けてやってみましょう!

効果を確認することが大事だよ
②ふくらはぎの内側の筋膜
次にふくらはぎの内側もチェックしてみましょう。
内側には後脛骨筋という筋肉があります。

すねの骨の内側に沿ったところにあります。

このあたりにあって、痛い人が多いところです。
ここを触る時は優しく、徐々に強くしていきましょう。

ひざが痛い人は特に硬いところだよ!
③ふくらはぎの外側の筋膜
最後はふくらはぎの外側にある腓骨筋という筋肉です。

今度はすねの外側にある腓骨という骨の後ろ側に沿って硬さを探してみましょう!
ここは多少強く押しても大丈夫です。
硬いところがあれば滑らせるようにしてリリースしていきます。
正座が痛くてできない人の筋膜リリースまとめ
正座ができなくなる原因の多くは、ひざや関節の問題ではなく筋膜の硬さにあります。
筋膜は全身に広がっており、その一部が硬くなることで、ひざが捻れるように曲がって痛みを引き起こします。
筋膜リリースを行うことで、再び痛みなく正座ができるようになる可能性があります。
ふくらはぎや太ももの筋膜リリースをすることで、痛みの軽減や動きの改善ができるかもしれないので、ぜひ実践してみてください。
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