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「あ~汗かいた~」だけではダメ!? デトックスできる体・5つの真実

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デトックスできる体を作るためには、内臓機能の向上と筋膜癒着を剥がすことが重要です。

夏が近づいてくると「デトックスしよう!」「デトックスして痩せる!」
という言葉をインターネットや雑誌でよく目にしますね。

「今日はエステに行って沢山汗を出かいてデトックスしました」
「毎日ジョギングして汗かいてます!デトックスしてます」
「汗が出ないとデトックスできないんですよね?」

こんな会話をちらほら耳にすることもあります。

体をデトックスするとは・・・本当に汗をかくだけでできると思っていますか?
体からキレイを提供するエステのプロとして…
50数年生きてきた女性の体の変化を経験して…

デトックスできる体を造る5つの真実をお伝えします。

汗をかくだけでは十分なデトックスはできません。

汗をかくとデトックスできた気分になります。
しかし汗は体内の排泄システムが滞り行き場がないから
皮脂や汗で出しているのです。

そもそもデトックスするためには、便で75%老廃物を排出します。
便秘の場合、排泄システムが滞るためどんなに汗をかいても
3%ほどしか老廃物は排出できないのです。

● 老廃物の排出の割合は
● 便75%  尿20%  汗 3% となります。

代替え食品・単体食品でデトックスは?

「これを飲めばデトックスできる!」
「体の中からキレイにデトックスする!」
こんな広告やコマーシャルをテレビやインターネットで
見かけることがあります。

きっと試してみたことがある方もいらっしゃると思います。
そもそも、食品デトックスをするためには、
肝臓を休ませなければなりません。

そのため肝臓の働きを休ませる(消化機能を休ませる)ために
酵素を使った○○ドリンクや○○サプリメント、消化の負担が少ない単体食品を
使った○○○デトックスというものがあるのです。

しかし、そこに含まれる添加物・凝固剤などがデメリットになります。

本当の意味でデトックスをするためには、
お腹がぐーぐーなっている状態で、肝臓を休めることが
非常に大切です。(水は飲むこと)

お腹が空いて食べ物を口にするから、時間だから食事をするとか…
ではなく、肝臓の機能をあげること=解毒を促進することが
大切になります。

代替え食品・単体食品に偏ってしまうことは
本当に意味でのデトックスとは少し意味が違ってきます。

内臓機能の向上が重要

私たちの体は食べ物で作られています。
どんな物を体に取り入れるかで、髪も肌も骨も筋肉も作られていくのです。
デトックスする体をつくるために大切なこと…

● 栄養バランスのいい食事で肝臓の解毒作用を高める
● 腎機能を促進するためにお水をしっかり摂取する
● 消化器系のデトックスは腸内環境を整える
● ビタミン・ミネラルをしっかり摂取する
● 冷えの改善

ただ汗をかいてもデトックスは難しいかもしれません。
なぜならば、「内臓機能がどのように稼働しているか?」
非常に重要な鍵になるからです。
そして内臓機能の状態により
筋肉と筋膜癒着も大きく関わってきます。
内臓全体が健康で元気であればあるほど
内臓機能が高まりデトックスしやすい体に変わります。
そして筋肉の質もよくなり、筋膜癒着が剥がれやすくなるのです。

肝臓の解毒作用を高める食材とは

人間の体で最も重要な臓器「肝臓」
別名「沈黙の臓器」とも言われています。
肝臓の働きは「代謝」「解毒」「胆汁の生成・分泌」です。
お酒を飲みすぎると二日酔いになりますよね。
二日酔いは肝臓の解毒が
自分の容量を超えてしまうからです。
肝臓が弱ると、体に老廃物が溜まり始めます。
肝臓が弱ってくると…
「だるさ」「むくみ」「異常な眠気」などの症状が
体に現れてきます。
肝臓機能を高める食材は…

● ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトはカルシウム・ミネラルといった
6大栄養素とともに、豊富な食物繊維と
肝機能を高めるスルフォラファンが含まれています。
除菌効果により肝臓の解毒作用が高まります。
負担のかかりやすい肝臓を様々な障害から守ることができます。

ブロッコリースプラウトを食品で摂取が難しい場合は
サプリメントで摂取することも可能です。

● 良質のタンパク質(肉・魚・卵・大豆など)
肝臓はタンパク質で作られています。
肝細胞を再生させるためには、良質のタンパク質が必要です。

良質のタンパク質とは、必須アミノ酸を多く含むものをいいます。
動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。
植物性タンパク質より動物性タンパク質の方が
より多くの良質のタンパク質が含まれています。

腎機能を促進するため水分を摂取する

腎臓は血液中から体に「必要なもの」と「不要なもの」を分けています。
腎臓の働きは…

● 尿を作る
● 体内の水分量を調整する
● 血圧を調整する

腎臓は体の中で肝臓と同じくらい大切な臓器です。
腎臓は肝臓で解毒した老廃物(不要なもの)を
濾過して体外に排出します=これがデトックスです。

● 尿を作る

腎臓の役目は血液中の様々な老廃物を濾過し不純物を取り除いてくれます。
取り除いた不純物を排出するため尿を作るのです。
不純物をスムーズに体外へ排出するため、
腎機能を促進するためには
お茶やコーヒー・緑茶ではなく
お水を飲むことが非常に大切なのです。

そして血液循環・リンパを含め
筋膜癒着を剥がして体の隅々まで
老廃物を流すことができます

*一日のお水の摂取量は1.5~2リットルが目安です。
朝起きたらすぐに白湯を一杯飲むことをおすすめします。
寝ている間に体は乾いています。
起きたらすぐ水分補給し、睡眠中に溜まった老廃物を
排出しましょう。

*色付きの飲み物は、肝臓で解毒を始めるため
デトックスで老廃物を体外に排出するという
目的には適しません。

● 体内の水分量の調整

人間のからだの約60%は水でできています。
水分が多すぎても少なすぎてもいけません。
腎臓は、体の水分量を調節する働きもしています。

腎臓は体調や気候によって、排出する水分の量を調節します。
体の中のバランスをとるために、
汗をたくさんかいた時は、濃い尿を少量作って体の外に排出します。
汗をかかない時は、薄い尿をたくさん作って体の外に排出します。
エステに行って汗をかいたとき・運動した後など
汗をかいたら、その倍以上のお水は必ず摂取した方がいいでしょう。
お水の摂取が少ないと、体は砂漠のようにお水の足りない飢餓状態
陥ってしまいます。
これを繰り返すことで、代謝の悪いデトックスできない毒素をたくさん溜め込む体
自分で作っていくことになります。

● 血圧の調整

腎臓は血圧を安定させるためコントロールしています。
腎臓では血圧を調節するホルモンも作られています。腎臓で作られるホルモン(レニンとカリクレイン)によって血圧の上げ下げを行っています。
そのため、腎臓の機能が低下すると血圧は上がりやすくなります。

腸内環境を整える

消化器系のデトックスは、腸内環境が非常に重要となります。
腸内環境を整えるためには…
● 善玉菌を増やす
● 便秘を解消する
善玉菌を増やす=便秘の解消となります。
そのために必要なものは..

● 善玉菌を増やす

一言で「善玉菌」と言われても…とおっしゃる方もいると思います。
腸内で善玉菌を増やすためには、「食物繊維」の摂取が必要です。
近年、雑誌やインターネット・テレビで頻繁に宣伝されている「食物繊維」。
食物繊維入りのドリンク・サプリメントが氾濫していますね。
「一体どれを飲んだらいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
食物繊維には水溶性と不溶性の食物繊維があります。
ここでは、水溶性食物繊維についてお伝えします。
一般的に水溶性食物繊維の豊富な食材とその働きは…

● りんご・バナナ・しいたけ・えのきなどのキノコ類
  わかめ・昆布などの海藻類
● これらの食材は、胃の中で粘性のあるゲル状に変わる
● ゲル状に変わったことで腸にゆっくり移動し、 糖質の吸収を抑える
● 腸内の水分を吸収することで便が硬くなるのを防ぐ
● 腸内に存在する毒素・老廃物を吸収
● 善玉菌を増やし腸内環境を正常化する

水溶性の食物繊維の摂取で善玉菌を増やし腸内環境を整えること。
善玉菌の働きによりデトックス効果の違いも出てきます。
ここで、補足として不溶性食物繊維の説明もお伝えします。

*不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維です。
胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみます。
これにより、便のかさが増します。
腸を刺激し蠕動運動を活発にし、便通を促進します。
*不溶性食物繊維が含まれる食材は…

インゲン豆・ひよこ豆・あずき・おから・エリンギ・切り干し大根・干し柿・アーモンドなど

● 便秘を解消する

便秘…5日も出ない…

お腹が張る・吹き出ものが常に出る・むくみやすい…
便秘によりこんな症状を抱えている方も多いのではないでしょうか?
女性なら、「キレイになる」「ダイエットして痩せる」「ツヤツヤの肌」を
手に入れたいと思いますね。
しかし便秘の状態でいることで、自分が描く「キレイ」「痩せる」「肌のつや」は
なかなかハードルが高いものになります。
便秘を解消するためには…

● 「内臓の冷え」血流に大きく関係します。
内臓の冷えは、内臓を包み込んでいる内臓筋膜の癒着から起こります。
内臓筋膜の癒着があると、内臓の動きが非常に鈍くなり血流が低下します。
それにより便秘が起こります。
内臓筋膜の癒着は筋膜リリースでしか取り除くことができません。
癒着を取り除くことで、血流が上がり動きが良くなります。
血流が上がることで動きが良くなり、腸の動きも活発になります。

腸の冷えは体全体に影響を及ぼします。
便秘を解消するためには、善玉菌を増やすとともに
腸の冷えも同時に解消するように努めなければなりません。

ビタミン・ミネラルの摂取

デトックス=解毒と排出に作用するビタミンとミネラルがあります。
必須ミネラルは多くの食品から摂ることでリスク回避にもつながります。
ビタミンには抗酸化作用と有害ミネラルの分解・解毒作用があります。

● 有害ミネラルを解毒・排出する作用がある必須ミネラルは穀類、豆類、種実類、野菜類、果物類、藻類、肉類、魚介類などに多く含まれる。

● ビタミンには、活性酸素を消去する抗酸化作用がある。肝機能を高め、有害ミネラルを分解・解毒作用がある。

● ビタミンCは、肝臓で有害物質を解毒する酵素の働きを高める。

● ビタミンDとビタミンEは水銀をはじめとした有害ミネラルを解毒する作用がある。

*ビタミンCが含まれる食品
レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツ、かぼす、はっさく
ピーマン、パセリ、キャベツ、ししとうがらし、ブロッコリー、カロフラワーなど

*ビタミンEが含まれる食品
アーモンド、松の実、ピーナッツ、大豆、ピスタチオ、くるみ
大根葉、かぼちゃ、ピーマン、菊の花、しそ、とうがらし など

ビタミン・ミネラルを少しずつ摂取して、デトックスできる体に変えていくことが
非常に大切です。

*有害ミネラルとは…水銀、ヒ素、アルミニウム、鉛、カドミウムなどの重金属です。

冷えの改善

体か冷える=内臓も冷えています。
体の根本からデトックスするためには、「冷え」を解消することが
非常に重要なポイントになります。
体が冷えていると「肝臓」・「腎臓」・「腸」も冷えているのです。
冷えを改善するためには…

● 内臓筋膜の筋膜癒着を剥がす

内臓の冷えは内臓筋膜を剥がすことで、血流が上がってきます。
では、内臓筋膜を剥がすとは…

● 内臓筋膜の癒着を剥がす

内臓にも筋膜があります。特に腸の癒着は冷えだけでなく、むくみも引き起こします。
「冷えてむくむ」という状態になります。内臓筋膜の癒着は筋膜リリースでしか剥がすことができません。内臓の動きが良くなれば、当然血流も上がってきます。
そして「肝臓」「腎臓」「腸」の働きも向上していきます。

膀胱炎から腎盂炎になる手前だった…

私のサロンにお通いいただいている方の体験談ですが
「手足のむくみ」・「体のだるさ」・「やる気も出ない」
トイレに行っても、おしっこがあまり出ないけど
残尿感で体の異変を感じ続けて一か月が過ぎた頃
むくみの酷さと異常なほどの残尿感で病院に行かれました。

「あと少しで腎盂炎になっていたよ」と病院の先生に言われたそうです。
本人は非常にショックで、自分の生活習慣と食事などを振り返ったそうです。

「水はほとんど飲まない」「ストレスだらけ」「睡眠不足」「不規則な食事」

病院の先生に「お水を2リットルは飲んでください」と言われたそうです。
振り返れば、仕事中トイレに行くのが嫌で
ほとんど水を飲まなかった・・・

そんな生活が蓄積して「膀胱炎」になってしまったと
振り返ったそうです。

「お水」って大切なんですね!と噛みしめるように話してくださいました。

腎臓は肝臓で解毒した老廃物を濾過して体外に排出する
とても大切な機能です。

この重要な機能が、病んでしまったら大変な治療や
食事制限が始まります。

このお客様は、その後自分の体を見直すために
ひとつずつ出来ることから始めています。

まとめ

デトックスしよう!という言葉を聞くと
なんだかスッキリした気持ちになります。

言葉の力ってすごい!と感心してしまいます。

汗をかくだけでデトックスした気分になりますが
本当は…

肝臓が機能して排出できれば溜まらない毒素・老廃物ですが、
なんらかの原因で排泄システムが滞り行き場がないので
皮脂や汗で出すことになります。

もちろん汗をかくことはいいと思います。
しかし、その前に内臓からデトックスする方法を
お伝えしたかったのです。

肝臓・腎臓・腸のデトックス機能が正常に働いてこそ
爽やかな汗がたっぷり出て、本当の意味で
体の内側からデトックスしていくと考えています。

単に汗をかくだけ・代替え食品でデトックスする・単体食材だけで
デトックスする..
どれも間違いではないと思いますが、

それらを実行に移す前に、自分の内臓の状態を把握してください。
安易に行ってしまい、取り返しのつかないことが
起こる可能性もあります。

デトックスするためには、まず自分の体をしっかり
把握した上で、自分に合った方法を選んでください。

デトックスしてダイエットで痩せたい!と願うなら
瞬間の綺麗ではなく、継続するキレイを作る方法を
キレイを作るプロに寄り添ってもらいながら
楽しく続けてください。

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